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世界を席巻する目下のコロナ禍で思うことは、こうした歴史的惨禍が時の美術家たちをつき動かし人類への警鐘の記憶として残されてきたという事実です。 今、かつて美術家たちも向かい合ったであろう終末風景の現出に戦慄せざるをえません。
これまでにトレヴィルが疫病あるいは終末風景を記憶した貴重な美術を紹介します。



バロック・アナトミア

フィレンツェにあるラ・スペコラ博物館の解剖蝋人形を被写体とした写真集『バロック・アナトミア』は、1994年トレヴィルで、2005年エディシオン・トレヴィルで復刻版が刊行されました。
クレメンテ・スシー二(1754~1814)による優美にして精巧無比な解剖蝋人形が博物館の華ですが、博物館の一角を占める『四つの死の劇場』を手がけたガエターノ・ズンボ(1656~1701)の作品群もご注目下さい。
彼は17世紀半ば、ナポリで猛威をふるったペストの惨状を蝋人形で再現しました。それが当地で作り上げたコンポジション「ペスト」と「時の凱旋」です。
亡くなった母親の乳房をまさぐる赤ん坊、布で鼻を覆いながら遺体を運ぶ人夫によって疫病の惨禍に打ちのめされたナポリの惨状を後世に遺そうとしたのでした。
 



17世紀、やはりナポリを拠点に、迫り来る世界崩壊を幻視し続けた謎多き画家モンス・デジデリオ。 その正体はフランソワ・ド・ノームとディディエ・バッラ、この二人の画家と言われています。 直近のナポリのペスト禍が、あるいはそれ以前のペスト禍が彼らに影響を与えたかどうかは分かりませんが、ガエターノ・ズンボとほぼ同時代人です。 彼らの創作の特徴は聖書や歴史に思いを馳せより広い視野で文明の栄華と崩壊を描き続けたのでした。

 


19世紀に活躍したイギリスのロマン派画家ジョン・マーティンの古代神話や聖書等に題材をとった壮大な黙示録的風景群は、天変地異や世界の破滅を圧倒的な画力で描き切り、のちにハリウッドの古典史劇やディザスター・ムービー美術に限りない影響を与えたのでした。
「地上には悪が満ち、都市には不義と悪徳が渦巻いていた。やがて小羊が第六の封印を解き〈神の大いなる怒りの日〉が訪れた」

 


元田久治の版画が作り出す廃墟風景は天変地異によって崩壊した世界ではありません。
それは人々がなんらかの理由でいなくなり、未来へ向かって、長い時間をかけ自ら朽ち果てていった廃墟です。
例えばウィルス禍で人々だけがいなくなり残された建築物・構築物だけがゆっくり朽ち果てていった即身仏あるいは文明の墓標としての都市なのです。

 


〈諸行無常〉を表象した17世紀静物画に光をあて〈死〉の寓意に充ちたヴァニタス画の系譜を現代に甦らせた連作。
半神半獣の肖像を通して<無国籍的楽園>の創造と<自己神話化>を試みた作品群。古典構想画を偽装しつつ独自の幻想世界を構築した亀井徹の第一作品集。

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